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事業領域設定が生死を分かつ!【ドメインのお話】

ドメイン

みなさん、こんにちは。中小企業診断士のそうむうです。

今日はドメインのお話です。
ドメイン。またまた何やら耳慣れない横文字ですね。
ドメインとは簡単に言うと、「この企業はどの領域で戦うのか」を定義したものです。

これが決まっていると

・企業の幹部が何に注意して意思決定すればいいのかが明確になる。
・どんな経営資源を蓄積していけばいいのかの基準ができる。
・共通認識ができ、全員の一体感が高まる。

というメリットがあります。

今回はドメインについて書いていきます。

ドメイン設定の着眼点

ドメインを決めるとき、何に着目するとよいのでしょう。
以下のような2つの切り口があります。

・物理的定義
「モノ(技術)」中心の定義の仕方です。シーズ志向とも言います。
自社が出来ること、に焦点を当てます。
たとえば、家電メーカーが自社の事業領域を「便利な家電を作る」と定義することです。
メリットは、事業領域が明確なため、誰にとっても分かりやすく狙いを定めやすいという点です。
デメリットは、事業領域が限定的になりすぎて発展性に乏しくなりやすいという点です。
また、顧客ニーズに適合しにくくなる可能性もあります。

・機能的定義
「コト」中心の定義の仕方です。ニーズ志向とも言います。
顧客が望むこと、に焦点を当てます。
たとえば、家電メーカーが自社の事業領域を「技術力で人々の暮らしを豊かにする」と定義することです。
メリットは、範囲を広くとっているため発展的な発想がしやすくなるという点です。
デメリットは、事業領域が抽象的になりすぎてしまうという点です。
また、ターゲットを絞り切れずに経営資源が分散する可能背もあります。

ドメインの階層(レベル)

単一ではなく、複数の事業を行っている場合には、2つの階層でのドメインの決定が重要になります。

・企業ドメイン
企業全体としてのドメインです。
どんな事業を展開するのか、どんな事業の組み合わせ(事業ポートフォリオ)を行うのか、自社は他社とどう違うのか(企業アイデンティティ)を決めます。

・事業ドメイン
各事業ごとのドメインです。
事業をどの範囲で展開するのかを決定し、誰に(顧客・ターゲット)、何を(機能・価値)、どのように(技術)提供するのかを決めます。

ドメインは変更していいのか

変更してOKです。
外部環境の変化に伴って柔軟に変化させないと、選択肢がなくなってしまって取り残されてしまいます。
しかし、コロコロ変えてしまうと混乱が大きいので要注意です。
外部・内部のステークホルダー(利害関係者)と十分に話し合って、合意しながら進めましょう。

以上がドメインのお話です。
適切なドメイン設定で経営資源を有効活用しましょう!

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